キャピタリストのメモ

ベンチャーユナイテッドの後藤です。自分自身の日々のアウトプットの場としていきたいと思います。ブログの内容は会社としての見解ではなく、個人としての見解によります。

VCとして

以下はすべて自戒の文章になりますが、

やっぱり自分自身に対して圧倒的に投資し続けることが大切だなと感じます。

 

「スタートアップに投資し、起業家や経営チームに価値を提供して事業の成功を支援し、IPOM&AでのEXITに向けて企業価値を高め続け、ファンドLPに利益を還元すること」が仕事、使命なのですが、

この“起業家や経営チームに価値を提供して”の部分が、お金を出すこと以上に難しいですが、大切なことだなと。(当たり前や!ということなんですがw)

 

VCとして起業家の皆さんたちに提供できることって本当に色々あると思いますし、事業のフェーズによって異なります。

 

ただ、“お金を出す批評家”みたいには絶対なりたくないですし、そのサービスや企業が変える未来の姿に共感して投資をする以上、同じ船に乗る人間として、行動/発言などの立ち振舞いでポジティブな影響を与えられる人間にならないといけない。

 

そのために自分自身を磨いていくこと、磨き続けること、学び続けること、成長し続けることを忘れないようにしないといけないです。

 

そういう意味で、スポーツのコーチでいうと、「俺は昔、こういう練習方法でうまくいった」や「俺が教えた○○はこういうことをやったからメダルが取れた」みたいな立ち振舞いは危険だなと。

 

スポーツのコーチを例にしてますが、これが事業でも似たようなことが言えるなと。

 

過去の事例や成功体験、失敗体験はそれはそれとして大切な資産ですが、今目の前の事業やサービスが置かれている状況とは時代や環境、状況が違う。

 

革新のスピードが加速度的な現在はなおさら、「過去の事例=昔話」くらいに考えておかないと、過去の経験や体験で自分自身を縛ってしまうなと思います。

 

むしろ、陸上や水泳のように、業界(世界)の記録が伸び続けている分野のコーチだ、くらいの気持ちを持って、自分の過去の経験や上手くいったやり方に縛られず、常にもっと速く走るには、泳ぐには、遠くに投げるには、高く跳ぶにはを考え続けられるVCになりたいですね。選手と一緒に悩んで考えて考え抜いて。

コーチじゃないな、むしろ選手として!

 

こういうの書くとmixi日記を思い出して辛くなりますが、たまに読み返そう。

 

2017年もあと34日。